不眠症対策として、ここでは【メラトニン】を紹介します。
概要
メラトニンは不眠症や入眠障害など、様々な睡眠障害に効果があるとされています。中途覚醒には徐々に効果が出るような構造にしているものもあり、広く利用されている有名な成分です。以前は(笑)
以前は数量制限がありながらも、個人輸入することが出来ました。しかし現在では全く輸入出来なくなっています。なので残念ながらこの記事を見た方が試すことは出来ないと思われます。参考程度にご覧ください。
恐らく最も有名な睡眠サプリメントで、作用機序などはアイハーブの成分説明をご参照ください。レビューを見ると効果を感じた人が多い商品です。
検証
筆者は重度の不眠症で、中学生頃から慢性的に患っています。環境に左右されることが無い不眠症で、眠るまではバラつきがあって30分から2時間程度、中途覚醒は3時間に1回以上が大半です。
どんなに気持ち良い寝具だろうが睡眠への影響は軽微なので、有名なこのサプリメントには期待していました。
試したのは10mgを就寝前に1カプセルです。ちなみに10mgは通常の分量と比較しても結構多く、重度の症状用です。3日ほど飲みましたが全く効果はありませんでした。この成分は継続摂取すれば効果を得られる類では無いと思うので、その後に自己責任で増量しました。
最高で3倍の分量で摂取しましたが、気休めにもなりませんでした。入眠障害も中途覚醒も変わらずで、これは量を増やしてもタイムリリース(持続放出型)にしても無意味だと判断しました。
結論
重度の不眠症患者でも熟睡出来た!という書き込みも多く、非常に期待していました。しかし全く効果は無く残念でした。推測ですが、これで効果がある人は”普通の”睡眠障害の人だけだと思います。うつ病など精神疾患に起因する不眠症には恐らく無力です。うつ病の睡眠障害はどんなに疲れていようが眠れないような”基本が眠れない”とても厄介なものなので、理論上は効果がある成分でも、実際は効果が出ないのだと思います。
ちなみに注意書きには”うつ病の方は摂取しないでください”と書いてあります(笑)。また摂取後は車の運転を控えるようになど、高い効果を期待させるような文言もありました。
ということで「メラトニン」は効果無しでした。
メラトニン←購入出来ませんが(笑)