精神疾患に効果が期待できそうなサプリメントとして、ここでは【5-HTP】を紹介します。5-HTPは「5-HTPセロトニン」や「5-ヒドロキシトリプトファン」とも云われます。
概要
軽い憂鬱や睡眠に効果があるとして、比較的有名な成分です。作用機序は神経伝達物質のセロトニンを作るのに必要な物質で、うつなどの精神疾患はセロトニンの不足が影響していると云われているので、それを補うことに依って症状の改善が期待されています。また、抗鬱薬と同等かそれ以上の効果があるとの研究報告もあるようです。ちなみにこちらは抗鬱薬などとの併用は危険性が指摘されているので注意が必要です。
アフリカ原産のグリフォニアシンプリシフォリアという植物から取り出した天然成分から出来ている物質で、処方箋と違い副作用が出たとしても非常に軽微です。
検証
では実際に試した結果です。分量は100mgを朝晩に1錠ずつ、計2錠が基本となる摂取量ですが、この分量だと効果を感じられなかったので、数日後に摂取目安量の最大である1日4錠を飲むことにしました。これが一番最初に試したサプリメントでその前はパキシルを飲んでいましたが、これはパキシルよりも明らかに効果がありました。※パキシルを止めてからひと月以上は経過しています。
特に顕著だったのが強迫性障害の確認行為で、回数もかなり減って思考がフリーズすることもかなり少なくなりました。ただ重要な部分である不眠症には効果は全くありませんでした。
すごく元気になったわけではありませんが、実感出来る程に効果があったので、リピート購入することにしました。しかし二度目の摂取も同様の分量でしたが、ほとんど効果は感じられませんでした。推測ですが、状態が軽い場合は効果があると思います。ただし精神疾患には波があるので、状態がひどい時には効果を得られなかったのだと考えています。
なお、効果を実感出来るまでは1週間以上掛かりました。
結論
5-HTPは軽度の場合は効果が得られました。しかし病院で診断される程の状態の場合は難しいと思います。筆者はかなり疑い深くプラシーボ効果は期待していません。恐らく最もうつ病などの精神関係に効果的な成分だと思いますが、総合すると継続摂取するほどには効果があるとは感じられませんでした。
ちなみに!こちらはこの記事執筆時点では個人輸入が出来なくなっています。以前は輸入量に制限がありながらも購入することが出来ましたが、厚生労働省の通達に依って現在では輸入出来ません。たぶん購入出来ても没収される可能性が高いです。
これは私見ですが、つくづく役人というのは腐っているなと思います。この成分は他のうつ病などの治療薬と比較しても明らかに副作用は少なく、そしてアメリカでは効果が薬よりもあるとする研究結果もあります。一方、パキシルに関しては外部機関の検査では20%程の人にしか効果が得られなかったとされています。つまり、この成分は薬よりも効果が得られる可能性があるのです。
厚生労働省と医者や製薬会社は癒着があり、自分達以外が儲かってもらっては困るので、難癖を付けて輸入規制をしました。副作用がほとんど無いものを規制する理由など無いでしょう。不眠症に効果があるとされているメラトニンも同様です。この経緯を見ても明白な様に、医者が出す薬は患者を治すことよりも、金儲けが優先されています。そういう理由もあり筆者は通院を止めました。
この5-HTPは多くの精神疾患に対して有効性が示唆されており、値段も月に千円強から試せるため価値のある商品です。しかし現在では購入出来ないので試すことは出来ません。
・5-HTP←購入出来ませんが(笑)