精神科へ行くと「たばこは吸いますか?」と聞かれることがあります。「吸う」と回答すると本数や頻度を聞かれますが、たばこはうつ病などの精神疾患を悪化させるのでしょうか?うつ病、強迫性障害、パニック障害を患っている筆者が実体験を元に紹介します。
洗脳されてる?
病院ではほとんどの医者が「たばこは体に悪い」と考えているでしょうし、インターネットで調べてもそのように記載されていることが多いと思います。うつ病への悪影響を示唆する記事が目立ちますが、正直なところ利益や嫌悪感によって真実が隠ぺいされている節があります。現に例えば「禁煙外来」という形で金儲けに利用されているわけですから。
肯定的な見解は無いかと調べていると、こちらのサイトがとても参考になりました。科学的にたばこは有益である点も紹介されており、一般認識が洗脳であることがよく分かります。
当然ながら物事は表裏一体なので賛否両論があると思いますが、実際にたばこを吸い続けるとどのように影響するか気になるところです。
はっきり言って変わらない
まずは筆者の喫煙歴を紹介します。20歳から1日に平均して1箱くらい、10年以上は吸っています。途中でうつ病が悪化した時に喫煙するのも面倒になり、2週間ほど全く吸わない時期もありました。また、何日か吸わないこともあり、基本的にたばこには依存していないタイプです。参考までに銘柄はラッキーストライクやマイルドセブン(現メビウス)など様々な種類を吸いますが、最低でもタール5mg以上です。
それでたばこを吸ってうつ病などの精神疾患が悪化したのか?答えは”関係無い”と断言出来ます。というのも、筆者は中学1年頃から病気を発症しており、もちろんその時期はたばこを吸っていませんし、20歳になって吸い始めてからも悪化したことも無く発症してから大体”調子が悪い”状態は続いていました。
現在は病気がかなり回復していますが、たばこは1日1箱近く吸っています。つまり吸っても吸わなくても病状に変化は無かったのです。既出のサイトでは病気が改善される可能性にも言及されていますが、目立った効果は無かったと感じます。
ただ、パニック障害に関しては一時的に影響はあると思いました。特に疲れている時で、苦手な空間で吸うと発作が起こりやすくなりました。恐らく、発作の症状である動悸と似た感覚が喫煙によって得られる、誘発されるからだと考えています。周知の通り、状況によってはクラクラするからです。なので、パニック障害の危険性が高い場所では吸わないようにしていました。※現在では全くと言っていいほど発症しないので気にしていませんが。
まとめ
精神科に行くと恐らく禁煙か本数を減らすことを推奨されると思いますが、筆者の体験から言えば”吸いたければ吸えば良い”というのが正直な感想です。依存があるのは問題でしょうが、嗜好品の範囲なら医者の言うことを鵜呑みにするのもあまり意味が無いように思えます。本当に先入観では無く明確な論拠を持って指示しているか疑問だからです。
少なくとも、筆者は20年近く吸っている期間と吸わない期間があっても、うつ病などの精神疾患に対しては良くも悪くも大した影響が無かったことは確かです。
※当記事は喫煙を推奨するものではありません。